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    ×NPPV(BiPAP Vision/V60)モード02

    NPPV(BiPAP Vision/V60)のモード続き



    前回の記事(NPPV(BiPAP Vision/V60)モード01)はこちら


    PCVモード


    自発呼吸がある場合は患者の吸気に合わせて設定した陽圧までサポートします。
    吸気から呼気への切り替わりのタイミングは、患者のタイミングではなく、設定された吸気時間によって規定します。
    自発呼吸がない場合は、強制的に換気補助が行われます。


    AVAPSモード


    ほとんどS/Tモードと同様ですが、目標の1回換気量を供給します。
    そのため、換気量の変化(肺や胸郭の変化)に対して、設定された1回換気量を補うように、IPAPを変動させて換気をします。
    前1分間の換気量の平均を計算し、1回換気量を維持するようにIPAPをコントロールします。


    RAMP(ランプ)機能


    設定した時間(0~45分)をかけて設定された吸気圧やCPAP値まで徐々に圧力をあげていく設定。
    マスクの強い圧力の違和感を緩和させる目的だが、急性期では設定圧までに時間がかかるので、あまり使用されない。
    慢性呼吸不全で、就寝時に設定圧が強く不快の訴えがある場合に用いる。


    C-Flex機能(シーフレックス)


    CPAPモードの時に使われる付加機能
    CPAPは常に陽圧が加わるため、吸気から呼気に切り替わるときに抵抗感を感じることがある。
    C-Flex機能は呼気時のフローをゆるめることで圧を少し下げ、患者の呼気抵抗感や違和感を和らげる。
    設定は1・2・3と3段階あり、数値が高いほど圧の低下が大きくなる。




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    ×NPPV(BiPAP Vision/V60)モード01

    NPPV(BiPAP Vision/V60)のモードまとめ


    NPPV(BiPAP Vision/V60)の代表的なモードにはSモード・Tモード・S/Tモード・CPAPモードがある。
    他にはPCVモード・AVAPSモード・C-Frex機能・Ramp機能があり、押さえておきたい。

    NPPVでよく使われるモードは、CPAPとS/Tモード
    もはや説明は不要と思われる。
    (というか、NPPVを使う上では知っておかないと致命的)

    CPAPモード


    設定されたCPAP(いわゆるPEEP)を吸気相・呼気相の両相にかけるモード。

    気道内圧が常に一定になるようにするモードで、呼気時に圧をかけることで、肺胞をつぶさずに、かつ肺の容量を増やすことができる。

    CPAPは、吸気時には吸うスピードに合わせた量のみ機械からガスが送られるので、気道内圧は陰圧にならない。
    呼気時は、吐く量に合わせて機械からのガスを調整するので、気道内は陽圧にならず、一定の圧を維持しようとする。

    主に低酸素によるⅠ型呼吸不全で使用される。

    Sモード


    患者の吸気時(自発呼吸)に合わせて設定した圧(IPAP設定圧)までガスを送って換気を補助するモード。

    吸気から呼気への切り替えは患者の呼吸パターンによって変わる。
    呼気時にはEPAP値を設定し、呼気時に陽圧をかけ続けて肺を広げる。

    IPAP-EPAP=サポート圧

    となる。


    Tモード


    患者の吸気(自発呼吸)に関係なく、機械で設定した圧(IPAP)を呼吸設定回数(時間)でサポートする。
    吸気から呼気相への切り替わりタイミングも設定されている吸気時間によって規定する。

    呼気時はEPAP値で陽圧をかける。


    TモードのTはTimed(時間)という意味




    書くのが疲れたので次回に続く・・・



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    ×PEEPとは

    PEEP:positibe end-expiratory pressure




    呼気終末圧(息を吐き出した時の圧)を陽圧に保つ方法。
    わかりにくいですが、息を全部吐き出させないとも言えます。


    これにより気道や肺胞の開存を維持するので動脈血酸素化は改善します。


    具体的なPEEPのかけ方


    1)最小PEEP 2~5cmH2O
    通常、気管挿管中のすべての患者に最小PEEPが適応される

    2)least PEEP 5~10cmH2O
    無気肺予防になるが酸素化改善効果はほとんどない。
    低酸素血漿に対してはFIO2を0.6以下で十分な酸素化が維持できる最小限のPEEPを2~5cmH2Oずつ調整する。

    3)best PEEP 10~15cmH2O
    急性肺傷害を合併した場合は肺保護効果を期待して行う。
    初期のARDSでは10~20cmH2OのPEEPが必要になる

    4)aggressive PEEP 20~30cmH2O
    重度ARDSにおいて高濃度酸素吸入を極力回避する目的で使用する意見もあるが、循環不全や圧外傷の危険があるので注意

    ×人工呼吸ウィーニングの指標

    人工呼吸のウィーニング



    1)呼吸不全の原因が改善している
    2)酸素化が改善している
     FIO2≦0.5でPO2>100mmHg
    3)呼吸性アシドーシスがない
     PaCO2<50mmHg
    4)循環動態が安定している
     心拍数≦140回/min
     低血圧がない(ドブタミンまたはドパミン<5γ)
     貧血がない(Hgb≧8~10g/dL)
    5)発熱がない(体温<38℃)
    6)電解質に異常がない
    7)意識レベルが適切
    8)担当医がウィーニング可能と考えている


    メモとして書いておきます。

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