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    ×心筋梗塞後の心不全を予防するIL11

    心筋梗塞の治療後、発症が懸念される慢性心不全が、造血作用のあるたんぱく質「インターロイキン(IL)11」で予防できることが、大阪大薬学研究科(大阪府吹田市)の藤尾慈やすし教授らのグループによる動物実験でわかった。

    IL11は米国では別の病気の治療薬として承認されており、グループは今秋にも、研究と保険診療が併用できる高度医療の認定を国に申請。

    国内の病院数か所で、75歳以下の24人に実施を目指す。


     厚生労働省によると、心筋梗塞による死者は年間約4万人。

    心臓表面を取り囲むように走る冠動脈が詰まるため、その部分をステント(金属製の筒)で広げる治療が行われる。

    この治療後、血流を再開すると活性酸素が心筋から放出され、細胞が壊死する。

    このため、治療成功後に約2割の患者が心不全となって体力が大幅に低下。
    死に至る例もある。



    心筋梗塞後は心臓の働きが悪く、慢性心不全に陥りやすい。
    改善できるなら嬉しいニュースです。
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    ×急性大動脈解離について

    急性大動脈解離のお話(字ばかりでスミマセン)

    急性大動脈解離の定義


    急性大動脈解離は、突然の激痛で発症する重篤な疾患である。
    放置すると24時間以内に25%、1週間以内に50%、1ヶ月以内に75%、
    1年以内に90%が死亡するといわれる。
    解離の部位と広がりにより、多彩な病態を呈することを念頭におき、迅速かつ的確に対応することが大切である。


    急性大動脈解離の病型分類


    1)DeBakeyの分類:解離の初期裂孔部位とその進展範囲による分類で、病変の広がりを把握しやすい。
      1型:解離が上行大動脈に始まり、下行大動脈におよぶもの
      2型:上行大動脈に限局するもの
      3型:左鎖骨下動脈分岐後の下行大動脈から始まるもので、
    横隔膜上で終わるものを3A、横隔膜を越えるものを3B
    2)Stanford分類(Dailyらの分類):上行大動脈解離を含むか
       否かで2型に分類。臨床的な治療方針の選択、予後の予測にすぐれる。
        A型:上行大動脈を障害部位に含むもの  
        B型:下行大動脈に限局するもの
       *内科的治療による2週間後の死亡率は、A型で80%、B型で20%と
        され、A型は外科治療、B型は内科的治療と考えるのが理解しやすい。


    急性大動脈解離の治療


    1)急性大動脈解離はCTおよび大動脈造影により、手術適応を決定する。
    できれば急性期(発症後2週間以内)は手術をさけ、ICUまたはCCUで保存的に治療する。
    1.急性期外科的治療の適応
     a)A型
     b)B型でも以下の場合は手術適応となる。
      1)破裂または切迫破裂(疑いも含む)。
      2)解離のdistalに虚血がみられる場合(腹部臓器虚血・下肢虚血)。

    保存的治療の主体は、疼痛および高血圧のコントロール。
     1.急性期は絶対安静が必要であり、心筋梗塞に準じた対応をする。
     2.疼痛のコントロール:塩酸モルヒネ 5mg静注、レペタン 0.2mg静注など。
     3.降圧療法:出血や心タンポナーデによる低血圧がない限り、解離の進展、 
      破裂の防止のため、最優先の治療。収縮期血圧100~120mmHgを目標とする。

    アダラート 1P 舌下
      収縮期血圧が140mmHg以上の場合投与する。本症の疑いが濃厚な
      場合には、検査に先立ち使用する。1Pで十分な降圧が得られない時は
      さらに追加する。

    ミリスロール
      副作用が少ないので使いやすい。
      1~5μg/kg/分の速度で点滴静注(→P236参照)。
      注)ミリスロールは数日で耐性を生じ、降圧効果が減弱していくので、
        可能な限り以下に示す経口降圧剤を併用し、随時切り替えていく。

    βブロッカー
      禁忌となる合併症がない限り、βブロッカーを使用する。降圧の他に、
      心筋収縮速度を低下させ、大動脈波形の圧勾配を緩徐にするため、解離の進展の防止に有効とされる。

    ACE阻害剤

    カルシウム拮抗剤


    ↓役に立ちます☆
    疾患別ナースのための心臓大血管手術 周術期管理のポイント


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    ×ショックについて(新しいショックの分類含む)

    ショックについて

    ショックとは



    ショックは「血圧低下により末梢循環が著しく障害され、その結果、末梢組織の代謝が損われた状態」と定義されます。

    現在の血圧低下が末梢循環不全、重要臓器の代謝障害を引き起こしているか、なんらかの緊急処置を必要としているかの判断が重要。
    また、ショックは放置しておくと代謝面の悪循環の結果、不可逆性の臓器障害を引き起こすので、できるだけ早く病態を把握し、適切な治療を行うことが必要です。

    ショックの分類(旧)


    1.神経原性ショック(neurogenic shock、primary shock)
    2.循環血液量減少性ショック(hypovolemic shock)
    3.アナフィラキシーショック(anaphylaxy shock)
    4.敗血症性ショック(septic shock)
    5.心原性ショック(cardiogenic shock)




    新しいショックの分類


    Ⅰ循環血液量減少性ショック(出血・体液喪失)
    Ⅱ心原性ショック(心筋性・機械性・不整脈)
    Ⅲ心外閉塞・拘束性ショック(心タンポナーデ・緊張性気胸・肺塞栓など)
    Ⅳ血流分布不均衡性ショック(Sepsis・アナフィラキシー・脊髄損傷)



    ショックの症状:(5P)


    1.蒼白(pallor)
    2.虚脱(prostration)
    3.冷汗(perspiration)
    4.脈拍触知不能(pulselessness)
    5.呼吸不全(pulmonary deficiency)



    他の症状として・・・

    6.血圧低下(収縮期圧90-100以下)
    7.脈圧減少
    8.表在性静脈虚脱
    9.呼吸促拍
    10.乏尿(25ml/hr以下)


    1.収縮期圧<90mmHg、または通常の血圧より30mmHg以上低下
    2.臓器循環障害(尿量<20ml、意識障害、末梢血管収縮)ただし、迷走神経反射・不整脈などによる低血圧を除く

    とされます。


    ↓詳しく書かれています
    ショック実践的な診断と治療 (レジデントノート別冊 救急・ERノート 2)新しいショック



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    ×サードブランチ(3rd branch)

    サードブランチ(3rd branch)って何??



    冠動脈のサードブランチ(3rd branch)って知っています?

    基本的に本にあまり載っていないので、理解するまで時間がかかりましたが、LMT(左前下行枝)から下にのびる1本の冠動脈らしいです。

    冠動脈

    3rd branch


    このサードブランチ(3rd)はある人とない人があるようなので、一般的な本にはあまり書かれていません。

    代表的な冠動脈は右冠動脈と左前下行枝、そして回旋枝という3本になりますが、人によっては+1本か2本か枝分かれしている人もいるらしいのです。

    あまり知られていないようですが、かなりの数があるらしく・・・
    結局「人それぞれ」ってわけです。


    私もわからず、色々と調べてみましたが、載っているものが少なく、結局循環器の先生に聞いて知りました。

    サードブランチ(3rd branch)を調べてこのページに来られた方のお役に立てればうれしいです。


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